3月9日13時7分現在の日経225オプションのポジション、中長期投資用口座の状況(日経225先物29050円)




上図の通り、中長期投資用口座は買いを維持しており、
TOPIXが強いため、含み益が増加しております。
日経225オプションについては、元本回収のベアプットスプレッドは2枚を利確済(100万円超の利確)、
残りの4枚の元本回収のベアプットスプレッドのポジションは、コール28750を4枚新規買いで、
利益を確保する戦略をとりました。(388万円の利益確保)

オプションの損益線は上図右側の通りで、日経平均がどれだけ動いても388万円の利益が確保され、
日経225先物が急上昇して30000円を超えていく場合は利益がさらに増加していく形となります。

先日の高田資産コンサルのYouTube動画で述べました通り、
日経平均はこの3月中にサイクルボトムを打つことになりますが、
日柄は、いつサイクルボトムを打って、新サイクルの初期上昇波動が開始してもおかしくない状況ですので、
新サイクル開始後の値動きでしっかりと利益を狙うという方針で今の相場に臨んでおります。

なお、日経225オプションの各社の手口、建玉では、この3月限では、ドイツ、ゴールドマン、アムロの3社に要注目としてきましたが、
3社は、下は28000~28250、上は29000~29125が重要な節目とみている状況で、
昨日は朝方に29000~29125を上回る局面もありましたが、早々にこれを割り込み、下値を試す展開となりました。
その後の日経225先物は、ナイトセッションで28560円まで下落後に29100円まで急反発し、
上記の29000~29125で上値を抑えられて28820円の引けとなりました。
今後も29000~29125で上値を抑えられると、再度下値試しで3社の下値の節目の
28000~28250を試す可能性がありますが、29000~29125を上回って推移すると、
3社がコール売超の建玉となっている30000を試す上昇が起こり得ます。
また、29000~29125を上回って推移すると新サイクル開始の可能性があると解釈することになります。

また、昨日のアムロは、先週末のプット28000の大口の新規買いと、既に保有していたプット28000買いの建玉を2000枚超転売しておりますが、コール買超の強気の建玉にも変化はありませんので、
仮にここから日経平均が反転上昇していく場合は、アムロのこの手口、建玉が強く意識され始めたと解釈をする流れになります。

*詳しくは平日毎朝更新の「需給分析の実践方法(投資ナビ版)(マガブロ版)」で述べております。