マザーズ指数をチェックして中小型株の投機で利益を狙う時の考え方





マザーズ指数をチェックして、地合いの良し悪しを判断した上で、
個別銘柄の投機で利益を上げる時の考え方は、下記を意識しております。

(1)マザーズが+1σを割らない限りは、積極的な運用で利益を狙い続ける。
(2)+1σを割った場合は25日線を割らなければ、やや積極的な運用で利益を狙い続ける。
(3)25日線を割った場合は、75日線割れの警戒も必要になるため、やや現金比率を高めて消極的な運用に転じる。
(4)75日線を割った場合は、大きな調整が起こる可能性があるため、現金比率をさらに高める。場合によっては、現金比率を100%にする。

現在のマザーズは、上図の通り、75日移動平均線を割り込んでおりますので、私の対応策は(4)です。
先週末は5日移動平均線を終値ベースで回復する展開にもなりましたので、
銘柄を絞って投機も行いましたが、本日は再度、現金比率を高めてリスクヘッジしております。

なお、上記の(1)~(4)は投機の売買方針についてですので、中長期投資とは異なる方針となります。

中長期投資については、むしろ地合いが悪い時、暴落した時が仕込み場と考えますので、
今の相場であれば、この先でマザーズや中小型株の更なる下落がある場合は、仕込み場と捉え、
来年または再来年の株式投資ブームに向けてポジションの保有を続ける方針です。
また、(4)については、75日線を割った当日に底打ちする場合もありますが、
大きな調整に発展する場合も75日線を割った後に起こり得ることになりますので、
警戒すべき時は警戒をするのが相場で生き残るために必要なことだと考えております。