相場の歴史から今後起こり得ること




相場の歴史から今後起こり得ること

相場の歴史を振り返ると、幾度となく起こってきたことが今回も起こっていることになります。
現在の超緩和策の行く末に起こり得ることはバブルであり、
この相場がバブルに発展する場合に起こることも相場の歴史を振り返ることがある程度予測ができます。

(1)バブルで大きな利益を上げてバブル崩壊後にその利益を失わずに守ることができる投資家

(2)バブルで大きな利益を上げてバブル崩壊後にその利益を失うか、その利益以上の大きな損失を出してしまう投資家

(3)バブルに対して空売りで損をしバブル崩壊後に空売りでその損失を取り戻す投資家

(4)バブルに対して空売りで損をしバブル崩壊後に買いで損失を拡大させる投資家

(5)中長期投資や積立投資のみを行い、その他は何もしない投資家

今後の相場がバブルに発展する場合は、投資家を大まかに区分けすると上記の5つのパターンが考えられます。

理想は(1)であり、高田も(1)を目指しております。
絶対に避けなければいけないのは、(2)と(4)です。
(3)についても、バブルに対して空売りで対応すると、バブル崩壊前に資金が底をついて退場に追い込まれてから、
バブルが崩壊するパターンにもなりやすいと考えられるため、選択肢の残りは(1)と(5)です。

(5)については、バブル時は大きく評価額が増えていき、バブル崩壊後はその上昇分が吐き出されることになりますが、長い年数をかけて相場が回復していくのであれば、
最終的には負けないことが、過去の検証からはわかっています。
過去の検証は20年4月5日の高田資産コンサルのYouTube「4月5日、暴落時の株式投資、積立投資、つみたてNISAで勝つために理解すべきこと」を参照)

また、(1)をさらに理想的な形にするとバブルで買いで利益を上げて、バブル崩壊後に空売りで利益を上げることですが、これは極めて難易度が高いです。
そもそも空売りで利益を上げようとする投資家は、この11月の大上昇に対しても空売りした投資家が多いと考えられ、
(1)を目指しても9割方の投資家が(3)になってしまうというのが高田の考えです。
しかし、バブルで買いで利益を上げて、バブル崩壊後に空売りで利益を狙うことは不可能ではないため、工夫をして狙っていきたいと考えております。
その工夫は、空売り専用の口座に資金を振り分けて対応していくことです。
なお、ここでは便宜上「空売り」としましたが、高田は個別銘柄の空売りではなく、
バブル崩壊後は先物のショート(新規売り)や、プット買いや、1357買い等で利益を上げる方針です。個別銘柄の空売りをしない理由は、先日のコチラの動画で説明をしております。