相場の勝ちパターンと、よく起こりがちな失敗例




相場の勝ちパターンと、よく起こりがちな失敗例

相場の勝ちパターンについては、大まかには下記の3つしかありません。
(1)上昇トレンド時は、買い戦略で利益を上げる
(2)下降トレンド時は、売り戦略で利益を上げる
(3)もみ合い時は、そのもみ合いの安値圏で買って高値圏で売るか、そのもみ合いの高値圏で売って安値圏で買い戻して利益を上げる


ですが、失敗してしまう場合は、下記の3つが当てはまっている場合が多いです。
(4)上昇トレンド時に、もみ合いを想定した売買や、売りの戦略は失敗する
(5)下降トレンド時は、もみ合いを想定した売買や、買いの戦略は失敗する
(6) もみ合い時に、トレンドを想定した売買は失敗する


また、その他よく起こりがちな失敗は、
(7)自己資金に対して、建玉の枚数(金額)が大きすぎる場合で、
このような場合は、上昇トレンド時に買い戦略を実行しても、その押し目を形成する時の下落で含み損が大きく膨らんでしまい、
本来は買い場となるはずの押し目で損切りしてしまう、ということもよく起こりがちな失敗です。
上昇トレンド時の押し目は、 押し目なので値幅は大したことはありませんが、自己資金に対しての建玉の金額が大きすぎると、
その大したことが無い値幅でも含み損が大きく膨らんでしまうため、ポジションを維持できなくなってしまうことから起こることになります。

相場で勝つか負けるかのポイント

相場で勝つか負けるかのポイントを簡潔に表すと、
上記の(1)~(7)ができているかどうかにかかっているといっても過言ではありません。
このように考えると、相場で勝つか負けるかの違いは、単純なことだと言うこともできますが、
この(1)〜(7)をしっかりと実践し続けることは簡単なことではなく、鍛錬が必要です。

いずれにしましても、完璧に相場に対応することはできませんので、
私の場合は、100点満点を狙うのではなく、70点や80点の合格点を狙う方針で対応しておりますが、
20点や30点の減点分は、所々で生じる損切りや、トレンドに乗れなかった時などがあたります。

相場では、勝率100%はあり得ませんので、所々で損切りも必要になります。
損切りは退場を回避して相場の世界で生き残り続けるための必要経費と捉えるようにしております。
最近の私の損切りは、また後日のブログまたYouTubeで紹介しますが、
損切りを行なった後は、とにかく焦りは禁物です。
早くその損失を取り返そうとして、根拠のないところや、冷静さを欠いた状態で売買をしてしまうと、狼狽していることになり、狼狽は更なる損失に繋がってしまいます。
狼狽により、本来は必要がなかった損失が生じてしまうと、その後の立て直しも苦労することになりますので、繰り返しになりますが、相場においては焦りは禁物です。