銘柄の選び方と勝ち方(1)




株式投資では、どのような銘柄を選んで利益を狙うか?

株式投資では、地合いが極めて重要ですが、
銘柄選びも重要度が高いです。

例えば、銘柄選びのポイントは大きなくくりでは、下記があります。
・テクニカルで上昇が見込めそうな株の投機で利益を狙う。
・値動きに特徴がある株の投機で利益を狙う。
・成長株(グロース株)への投資で利益を狙う。
・割安株(バリュー株)への投資で利益を狙う。

・株式市場のテーマになりそうな株の投機または投資で利益を狙う。

本日は、上記のうち「テクニカルで上昇が見込めそうな株の投機で利益を狙う」と、
「成長株(グロース株)への投資で利益を狙う」と、
「株式市場のテーマになりそうな株の投機または投資で利益を狙う」について、
実際に高田が松井証券の投機用口座で売買した銘柄を基に解説をします。

上記は、6196ストライクの実戦売買の思考と結果についてです。
6196ストライクに目を付けた理由は、下記が挙げられます。
(1)M&A関連銘柄であること
(2)コロナ禍においても業績の最高益更新が見込まれていたこと
(3)チャートが上場来高値の手前で高値圏でのもみ合いになっていたこと


それぞれを詳しく説明すると、
(1)については、コロナの拡大により、業界再編や後継などでM&Aの需要が大きくなると考えたためです。
(2)については、コロナ禍においても、業績拡大できる銘柄は、コロナ禍の勝ち組企業であり、
時流にも乗っている銘柄でもありますので、株式市場でも人気化しやすいと考えたためです。
人気化しやすい銘柄は、上昇時に勢いが強くなりやすく、PERやPBRが高い水準になるまで買われる傾向があります。
(3)については、チャートが高値圏でもみ合いになっている場合は、その後に上放れする可能性の方が高いのですが、当銘柄については、上場来高値の手前で高値圏でのもみ合いになっていたことや、上記のテーマ性や、業績面の裏付けもしっかりとあること、さらには地合いも良いことから、
その後の上放れの可能性はさらに高いと考えたためです。

以上が、6196ストライクに目をつけた理由です。

そして、実際に上放れした後については、バンドウォークの上昇を想定するのが定石となります。
日足や週足のボリンジャーバンド(25)の+1σを超えるとバンドウォークの上昇のサイン点灯と捉えます。
注意が必要なのは、もみ合い時は、+1σを超えたところで上昇がストップして、その後は中心線や−1σへの下落が起こるということです。
もみ合いが続くのか、上放れしてバンドウォークの上昇に発展するのかの判断は、
簡単なことではありませんが、値動きとしては、+1σを超えた翌日以降も+1σを割らない限りは
バンドウォークの上昇に発展する可能性があると考えて、相場を見ていくことになります。
実際の売買での対処法については、2単元以上買っていれば、半分は+1σ付近で利確し、
残り半分はバンドウォークの上昇を想定して買いを維持しておくと、
バンドウォークの上昇に発展した場合は、そのポジションで利益を拡大させていくことができますし、
もみ合い継続する場合は、早めに利確するか、早めに損切りの対応をすることができます。

以上が、
「テクニカルで上昇が見込めそうな株の投機で利益を狙う」
「成長株(グロース株)への投資で利益を狙う」
「株式市場のテーマになりそうな株の投機または投資で利益を狙う」を意識した
6196ストライクの高田の実戦売買です。
今後も、これと同じ方法で売買もしていきますので、勝った売買、負けた売買、両方公開します。

中長期投資用口座のポジション状況

中長期投資用口座(SMBC日興証券)の運用状況は、
2019年12月から運用を開始しており、
2020年12月9日(水)の引け後では、下記の通りです。

国内株式(日本株)の取得価額(買付の合計)は2181万円
時価評価額は2794万円
評価損益額はプラス613万円
評価損益率はプラス28.1%
当口座の資産総額は2820万円です。

譲渡損益については、602,871円となっております。
特定口座ですので、税金が122,464円源泉徴収されております。

既述の通り、収穫の時期は2021年か2022年を想定しておりますので、
大量に利益確定するのは、来年か再来年です。それまでは保有を続けながら、その過程で、
下落局面、暴落局面があれば、淡々と買い増しもしていく方針です。

今週はマザーズが下落しておりますが、仮にさらに下落する局面があれば、
そこは、中長期投資用口座を使って逆張りで仕込んでいきます。
なお、マザーズについては、10月の株価調整時と同様で、5日移動平均線を終値ベースで超えるまでは、売りの連鎖が止まらない傾向がありますので、目先は終値ベースでの5日線の攻防に要注目です。
中期のトレンドは75日移動平均線に注目することになります。

配当については、131,429円です。
特定口座ですので、税金が26,621円源泉徴収されております。
ポジション全体に対する配当利回りは1.2%ほどありますので、
現時点では、当証券口座での年間配当は30万円ほどが見込まれる形です。
中長期投資用口座の運用状況は、以上です。

松井証券(投機用口座)マザーズの動向次第で再開の可否を決める方針

次に、投機用口座の松井証券の口座については、
現在のルール(投機、短期トレード)では、
2020年5月11日から50万円の資金で運用を開始しており、
12月9日(水)の引け後では、下記の通りです。

税引き後の資産総額は、122.5万円です。
譲渡損益は、90.3万円のプラス、
配当金等は、5000円です。
特定口座ですので、譲渡益に対する所得税が13.8万円、地方税(住民税)が4.5万円、
配当金に対する所得税が765円と、地方税が250円源泉徴収されております。
12月相場は、個別銘柄の物色が旺盛になりやすい季節性がありますので、
マザーズの動向を見ながら、年内にもう一段の利益上乗せを狙っていきたいと考えております。


私の株式投資の考え方や、
地合いが良い時に起こること、地合いが悪い時に起こることについては、
下記の記事でも説明をしておりますので、ご参考になりましたら幸いです。