勝てる見込みが高い形、日経225とFXのデイトレードの結果と思考、証券口座の運用状況




11月16日〜20日のデイトレードの結果(日経225CFD、FX)

GMOクリック証券の日経225CFD、
GMO FX、ヒロセ通商のLION FXのデイトレードの
11月16日〜20日の週の結果は下記の通りです。

11月16日、日経225CFDは売買無し、FXは6万円の勝ち
11月17日、日経225CFDは売買無し、FXは8万円の勝ち
11月18日、日経225CFDは売買無し、FXは4万円の勝ち
11月19日、いずれも売買無し
11月20日、日経225CFDは8万円の勝ち、FXは2万円の負け

先週の日経225CFD、FXのデイトレードは合計で24万円の利益となりました。
以下で成功した売買、失敗した売買について振り返ります。

勝てる見込みが高い形

先週の日経225CFDのデイトレードは、月曜日〜木曜日までは売買なし、
11月20日金曜日に1週間ぶりのデイトレードとなりました。
日経225CFDが月曜日〜木曜日まで売買なしの理由は、
外出で十分な時間がなかったことや、株価が節目の26180円に達したことから、
株価が一服するか、調整が入ってから、買いのデイトレードを狙うのが良いと考えたためです。
その後、株価が一旦調整した後の11月20日(金)の夕方に、”勝てる見込みが高い形”が出ましたので、ここでデイトレードを行いました。(下図参照)

日経225がバンドウォークの上昇トレンドを形成している時のデイトレードは、
大きなくくりでは下記の2つがあります。
(1)そのバンドウォークの上昇に乗る形で買いを行う
(2)そのバンドウォークの上昇の押し目で買いを行う

高田資産コンサルのYouTubeでも述べております通り、
日経平均が教科書的なバンドウォークの上昇トレンドを描いている場合は、
日足の+2σ〜+3σに沿う形で上昇し、所々で+1σを試す下落が起こります。

今回は11月19日〜20日に日足の+1σまで下落しており、
(2)を意識した買いのデイトレードが検討できる形になりました。
そして、この(2)のデイトレードを行う上で意識することは、
下記の“株価の下落が一旦終わって、反転上昇が開始する時の1時間足ボリンジャーバンドの形”です。

①株価下落と共にバンドが下向き

②株価の下げ止まりと共にバンドが次第に収束していき横ばいになる

③株価の反転上昇と共にバンドが拡大していき上向きになる


買いのデイトレードを行う上では、日足ベースで反転上昇が起こりそうなのかどうかを意識します。
当日の反転上昇が起こるなら、1時間足ボリンジャーバンドは上記の①→②→③の流れが起こることになりますが、
11月20日は、この流れが綺麗に起こりましたので、
“勝てる見込みが高い形”とみなし、中心線を上回った後の25527円で買いのデイトレードを行いました。

1時間足ボリンジャーバンドが横ばいになって株価が中心線を上回ってくると、
明らかに株価は反転上昇開始の可能性が高まる形になりますので、
売り方にとっては嫌な形となることから買い戻しを入れやすくなり、
買い方としては、その反転上昇開始の可能性を想定した買いを入れやすくなります。
この結果、株価の反転上昇がより起こりやすくなるのです。

また、相場分析での観点では、
今回は、大口投資家が意識している株価水準に25500円があり(需給分析)、
この水準は+1σの水準付近でもあり、
さらに、海外勢全体の先物買いの基調が続いてきたことや、
ゴールドマンが再び買い越しに転じたこと、
裁定現物ポジションの強気パターンが継続していることから、
ここでは買いのデイトレードが成功しやすいといえます。

今後については、+1σを維持するかぎり、強気継続で見るのが定石ですが、
株価が当面の高値をつけてから調整入りする時は一気に25日移動平均線まで急落する傾向がありますので、
今週の相場も+1σの攻防に注目です。
その他は、上記の海外勢の先物手口の基調、ゴールドマンの先物手口の基調、
裁定現物ポジションの動向でトレンド継続かどうかを判断し、
デイトレードやスイングトレードの根拠に利用していくことになります。

中長期投資用口座のポジション状況

中長期投資用口座(SMBC日興証券)の運用状況は、
2019年12月から運用を開始しており、
2020年11月20日(金)の引け後では、下記の通りです。

国内株式(日本株)の取得価額(買付の合計)は2072万円
時価評価額は2623万円
評価損益額はプラス551万円
評価損益率はプラス26.5%
当口座の資産総額は2644万円です。

譲渡損益については、602,871円となっております。
特定口座ですので、税金が122,464円源泉徴収されております。

既述の通り、収穫の時期は2021年か2022年を想定しておりますので、
大量に利益確定するのは、来年か再来年です。それまでは保有を続けながら、その過程で、
下落局面、暴落局面があれば、淡々と買い増しもしていく方針です。

配当については、52,654円です。
特定口座ですので、税金が10,645円源泉徴収されております。
ポジション全体に対する配当利回りは1.5%ほどありますので、
現時点では、当証券口座での年間配当は30万円ほどが見込まれる形です。
中長期投資用口座の運用状況は、以上です。

松井証券(投機用口座)は運用再開、中小型株はマザーズの動向を意識

次に、投機用口座の松井証券の口座については、
現在のルール(投機、短期トレード)では、
2020年5月11日から50万円の資金で運用を開始しており、
11月20日(金)の引け後では、下記の通りです。

税引き後の資産総額は、105.6万円と、信用の含み益が7.4万円ですので、
評価額ベースでは113万円です。
譲渡損益は、76.4万円のプラスです。
特定口座ですので、所得税が11.7万円、地方税(住民税)が3.8万円、源泉徴収されております。
12月相場は、個別銘柄の物色が旺盛になりやすい季節性がありますので、
年内にもう一段の利益上乗せを狙っております。

私の株式投資の考え方や、
地合いが良い時に起こること、地合いが悪い時に起こることについては、
下記の記事でも説明をしておりますので、ご参考になりましたら幸いです。