日経225先物、FXのポジションと、日経平均の高値圏でのもみ合い、その後の上放れ、注意点を再確認




日経平均の高値圏でのもみ合い、その後の上放れ、注意点を再確認

強気相場時の高値圏でのもみ合いは、上向きの25日線に絡む展開が続く傾向があるため、
いずれは高値更新が起こりやすいとみるのが過去の傾向からの自然な見方となる。
その高値更新が起こっても、それが小幅であったり、高値更新の翌日以降の上値が伸びなければ、
25日線の上向き加減が緩やかになっていき、いずれは上向きの75日線が株価に追い付いてくることになる。
この75日線は中期のトレンドをはかる上で重要な移動平均線であり、過去の傾向では、
日経平均が重要な高値をつけた後は、この75日線を明確に割り込み、下落が加速する傾向が確認できる。

以上を整理すると、株価が当面の天井を打つまでと、天井を打った後の値動きの教科書的な流れは、
(1)高値圏でのもみ合いになる
(2)その後上向きの25日線に絡む形で高値更新する
(3)上値が伸びなくなってくると25日線の上向き加減が緩やかになっていく
(4)上向きの75日線が株価に追い付いてくる
(5)株価が当面の天井を打っていない場合は、75日線を割らないか、割ってもすぐに回復してさらに高値更新する
(6)株価が当面の天井を打っている場合は、75日線を割った後に75日線が上値抵抗になり株価は大きく下落する

今の状況は、(1)が続いてきたが、ここから(2)が起こるかどうかを試している所である。
この先で順当に高値更新する場合は、その高値更新日の翌日以降もしっかりと上値が伸び続けば強気継続、上値が重い場合は(3)に移ることになる。
しかし、この先で高値更新が起こらない場合は(1)の次は(2)を飛ばして(3)に移り、
(4)を経て(6)のパターンもあり得るため、この点は注意をする。

上記は、高田資産コンサルの投資ナビからの抜粋です。

FXと日経225先物のポジション

左側がFX(ドル円)のポジション、
右側が日経225先物のポジションです。

GMOFXでは、ドル円のショートポジションが80万ドル、
公開用口座の松井証券(20年5月に50万円で開始)では、昨日の高田資産コンサルのYouTubeで述べましたとおり、個別銘柄の投機は様子見中ですので、日経225先物の取引で利益を狙う戦略を実行中です。
現在の、ドル円と日経225のチャートは下記の通りです。

ドル円は、昨日、日足ボリジャーバンド(25)の−1σを終値ベースでわずかに上回りましたので、
私のショートポジションは、このまま維持するかどうか、本日〜明日の相場は見極め処です。
ドル円は、ここ半年ほど、日足ボリンジャーバンド(25)の−1σを終値ベースで超えない限りは、
下落が続く傾向が当てはまり続けてきましたが、−1σを終値ベースで上回ると、すでにサイクルボトムを打っていて一旦大きな上昇が起こる傾向も続いてきました。
よって、本日も−1σを終値ベースで上回る場合は、ショートポジションは黄色信号が灯ります。
しかし、−1σを再び割り込んで推移すれば、反発が入った反動の下落が大きくなる傾向もありますので、ショートポジションをこのまま維持して、ドル円の急落を待って利益確定を狙う方針です。

日経225については、1時間足がアセンディングトライアングルになっております。
このまま25日線を超えると、もみ合い上限への上昇が起こり得ることになります。
その時に、高値更新すれば掉尾の一振も意識されることになります。
高値更新できなければ、高値圏でのもみ合い継続となります。

中長期投資用口座は現状維持。騰落レシオ、マザーズの状況を見て買い増しを狙っていく

中長期投資用口座の方針は変わっておりません。
口座の状況は、また近日中に更新します。