つみたてNISAブログ16~投資で資産がマイナスになった時はどうすればいい?~




こんにちは!高田資産コンサルのみさねむです。

突然ですが問題です!投資家にとって一番怖い出来事は一体何でしょう?

答えはそう、暴落です!

投資にはいくつかのリスクがありますが、一番のリスクが価格変動リスクです。

投資商品を購入する時、購入時の価格から下がったらどうしよう…と誰もが考えたことがあると思います。

つみたてNISAや積立投資では、一定金額を長期期間にわたり投資するので、暴落が来た時は多く買えるというドルコスト平均法によって、暴落時も腰を据えて投資することができます。

しかし、

焦るわんさん

本当にドルコスト平均法で投資続けて大丈夫なの?

本当に大きな暴落が来た時は焦って売ってしまいそう…

などの不安はたくさんあると思います。

そこで今回は、高田社長がまとめた過去の日経平均で積立シミュレーションをしたデータをもとに、

暴落時はどのように対処すれば良いかについて考えていきましょう!

今回の内容は、投資を始めたいけど資産が減るのが怖い

本当につみたてNISAを続けていて大丈夫なのか?という疑問に答えられる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧くださいね♪

つみたてNISAで利益は本当に出るの?

つみたてNISA、積立投資は、ドルコスト平均法という考え方が適用されます。

~ドルコスト平均法とは~
一定金額を時間分散して定期的に買い続けるという手法です。この手法で購入すると、価格が低い時は多く買うことができ、価格が高い時は購入量が少なくなります。

しかし、この方法でも大きな暴落が来たり、株価の低迷がずっと続いたらマイナスになってしまうのでは?

本当に積立投資って損しにくいの?

といった不安や疑問はぬぐえません。

ここで、高田社長が作成した日経平均積立シミュレーションをもとに、

暴落時やマイナス時にどのように対処していき、どのような心構えで積立していけばいいか考えましょう!

日経平均積立シミュレーション

日経平均株価の月末終値をもとに、日経平均インデックスの投資信託として積み立てたら最終的に資産が増えるのか?

というシミュレーションをしました。

みさねむ

高田社長がデータを算出したものを簡単にご紹介します!

月末の日経平均株価(1989年~2019年)を10万円分積み立てるという条件で

  • バブル最高値(1989年)から積み立てた場合
  • ITバブル(2000年)から積み立てた場合
  • リーマンショック前(2007年)から積み立てた場合

の3例を見ていきましょう。

バブル最高値(1989年)から積み立てた場合

こちらは1989年12月のバブル天井時から10万円ずつ積み立てていった場合のグラフです。

赤い線が評価額で、黒い線の累計積立金額より上回っている時がプラスになっている時期です。

株価を見ると、バブル天井から勢いよく下がり、その後も2019年までバブル時の株価を超えることはありませんでした。

資産がプラスになるまでに、2013年頃から安定的にプラスになっているので、約25年もの月日がかかっています。

考えるわんさん

バブル天井から株価は下がりっぱなしでも、辛抱強く積み立て続ければプラスになるんだなあ…

評価額は最高値で6万円近くになっています。

ITバブル(2000年)から積み立てた場合

こちらも2013年頃から安定的にプラスになっています。

1989年のバブル天井時の日経平均株価が約39,000円だったのに対して、

2000年のITバブル天井時の日経平均株価は約20,000円で、約1万円もの差があります。

天井が1989年よりも低いので約13年でプラスに転じていますが、それでも長い間マイナスを経験することになります💦

評価額は最高値で4万円以上になっています。

リーマンショック前(2007年)から積み立てた場合

リーマンショック前の高値圏は2万円を下回り、上記2例と比べるとマイナス期間は少なくなります。

評価額の最高値は2万円強となっています。

シミュレーションのまとめ

バブル天井、ITバブル天井、リーマンショック前の3つの時点から積み立てした場合のグラフを比較すると、以下の点が分かってきます。

大暴落直前の高値から積み立てても、20年以上続ければ評価額がプラスになります。
バブル崩壊後から現在に至るまで株価は低迷していますが、日経平均株価のような低迷する指数でもプラスを出すことができることが証明されます。

長期であればあるほどリターンが大きくなります。
累計積立金額が多くなるほど、プラスに転じた際に大きな利益を得ることができます。 バブル天井から積み立てたシミュレーションが最も長期間積み立てているので、最終的な評価額も最も高くなっています。

日経平均株価はバブル崩壊後、長い間低迷期と言われていきました。

このように、最近の株価は回復傾向にありますが、全体的に見て右肩上がりではありません。

今回のシミュレーション結果で、低迷する相場の中でも長期・分散投資をすることで、資産は増やすことができるということが分かります。

投資初心者が心がけること

投資初心者やまだ投資を始めていない方は、

焦るわんさん

資産が減ってしまったらどうしよう…
これからバブル崩壊時のような暴落が来たらどうすればいいんだろう?

などの不安や疑問が多くあると思います。

私も、このデータを見て理解するまでは「本当に積立投資は有効だろうか?」と不安になったりしていました。

今回の内容から言えることは、

暴落が来ることを恐れず、淡々と積立続ければいつか資産は増える

ということです!

初心者にはつみたてNISAがオススメだと言える理由が、長期・分散・積立投資がどこかのタイミングで必ずプラスになるからということが改めて実証されました!

2020年のコロナショック後につみたてNISAを始めたという初心者はたくさんいらっしゃると思います。

いつか暴落が来た時、焦らず淡々と積立することを忘れないようにしましょう✨

ここまでご覧いただきありがとうございます!

次回は、「ネットで話題の『レバナス』って何?初心者にはおすすめできる?」を予定しています♪

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