つみたてNISAブログ15~12月のNISA運用状況公開+株価振り返りと今月の注意点~




こんにちは!高田資産コンサルのみさねむです。

12月のつみたてNISAが約定しました!

今回はその結果と、先月の株価振り返りと今月の注意点をお伝えします。

楽天経済カレンダーをもとに、各イベントが株価にどのような影響を与えたのか、それを踏まえて来月の注意点も考えてみました。

きっと参考になると思いますので、ぜひご覧ください✨

12月つみたてNISA運用状況

私がつみたてNISAで投資しているのは

  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

です。

私がつみたてNISAでこの投資信託を選んだ理由は過去の記事をご覧ください!

eMAXIS Slimの2つは11月から本格的に運用を始めました!

結果がこのようになっています。

以前から積み立てている楽天全世界株式の方はプラスを保っていますが、eMAXIS Slimの2つはマイナスに転じています💦

11月末に株価全体が暴落する局面があり、その影響を受けていると思います。

また、高田社長の運用実績はこのようになっています。

11月30日朝
12月1日朝

このように、タイミングはあるものの、全体的に元本を下回っているものが多いです💦

株価振り返り+12月の注意点

2020年3月のコロナショックから経済は順調に回復してきて、2020年4月以降につみたてNISAを始めたという方は、運用益がプラスになっている事例が多数あります。

しかし、順調な相場はずっと続くわけではありません。

また、コロナショック後も小さめの株価の上下動は繰り返されていて、短期投資で利益を大きく上げたり、大きく損をしたという例もあると思います。

2021年11月の株価の値動きは少し下げる結果となりました。

特に記憶に新しい出来事は、新型コロナウイルスの変異株(オミクロン株)が確認されたという報道です。この報道は株価を下げる要因の一つとなりました。

楽天の経済カレンダーをもとに、S&P500の指数を振り返っていきます。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/calendar/

楽天経済カレンダーから、

  • 二つ星のところをピックアップして掲載する
  • 掲載する国は、日本、米国、英国、ユーロ

という条件で作った表です。

この表とS&P500を比較したものがこちらです。

順番にまとめてみていきます。

指数強気、株価上昇

11月1日~3日 ISM製造業景況指数、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数(米国)

ISM製造業景況指数、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数がいずれも予想を上触れしました。

  • ISM製造業景況指数

全米供給管理協会(ISM)が公表しているアメリカの製造業の景況感を示す指数。300以上の製造業企業に対して「新規受注、生産、雇用、在庫」などのアンケートを実施して、その結果から指数を算出しています。数値が50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退と言われています。

10月の結果が公開されましたが、60.8となり景気拡大しているという見方になります。

  • ADP雇用統計

ADPとは、アメリカの給与計算代行サービス大手のオートマティック・データ・プロセッシング社のことです。ADP社のデータを利用し、アメリカの非農業部門雇用者数の予測をするために開発された統計。マーケットの動きの予測ができますが、米国雇用統計との結果は、同じような結果が出ているとは言い切れないので、信用しすぎないことがポイントです。

10月の結果は、57.1万人となりました。

  • ISM非製造業景況指数

375社以上の非製造業の購買・供給管理を対象に、各企業の受注や在庫などのアンケートを実施し、指数を算出しています。数値が50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退と言われています。

10月の結果が公開されましたが、66.7となり景気拡大しているという見方になります。

  • FOMC 米連邦公開市場委員会

ゼロ金利維持とテーパリング開始が決定しました。 ゼロ金利政策とテーパリングは両方ともお金の流れを活性化させる戦略で、これらが決定した結果、株価が上昇したと予想されます。

11月16日 小売売上高(米国)

アメリカのGDPの約7割を占める個人消費全体のトレンドを把握する上で、最も重要な指標です。小売業の売り上げを推計します。

10月は1.7%増加となりました。

指標弱気、株価下落

11月10日米国消費者物価指数

消費者が購入する商品やサービスの価格を示す指数。

通常は前月比±0.5%以上の変動になるとマーケットに大きなインパクトとなると言われていますが、10月の前月比は+0.9%となりました。

11月26日 新型コロナ変異株

南アフリカで新型コロナウイルスの変異株が確認され、世界的に株価が暴落しました。

11月30日

モデルナのCEOやFRB議長の発言により株価は再び暴落しました。

指標と株価の値動きが一致しなかった局面

11月5日 10月米国雇用統計

失業率、平均時給、非農業部門就業者数など。概ね良好な結果でしたが、株価は推し戻され、材料出尽くしの形となりました。

11月24日 7-9月期四半期GDP改定値(米国)

新築住宅販売件数はともに市場予想を下回りましたが、株価は安値から切り返しました。

12月の経済カレンダー

今回の振り返りと同様、12月の振り返りも来月(2022年1月)行う予定です。

同じ条件で楽天経済カレンダーから作成した表がこちらです。

特に注目したい経済指標について

12月3日 米国雇用統計

11月は米国雇用統計の概ね良好でしたが材料出尽くしとなり、その後3営業日は株価調整が進んだため、指標と株価の値動きの相違にも注意する必要があります。

12月10日 消費者物価指数(米国)

11月は米国雇用統計後の下落の流れが続き、消費者物価指数の発表後に株価は下落に拍車がかかったため、12月も指標発表後の大きな値動きに注意する必要があります。

12月15日 小売売上高(米国)

11月は小売売上高が良好で株価も上昇したがその後の上値は伸びませんでした。その後のFOMCに投資家の注目が移ります。

12月15日  米連邦公開市場委員会(FOMC)

FOMCは12月のイベントで最も注目度が高いです。

数営業日は乱高下する場合がありますが、トレンド発生のキッカケになる場合があるので要注目です。

12月22日 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)(米国)

11月は市場予想を下回ったが株価は下落せず反応は薄かったですが、その後は新型コロナの変異株を材料に株価が下落したためその後の株価の値動きは指標通りの値動きとなりました。

当日だけでなく翌日以降の値動きにも注目です。

12月23日 新築住宅販売件数(米国)

こちらも11月は市場予想を下回ったが株価は下落せず反応は薄かったです。

しかし、その後は新型コロナの変異株を材料に株価が下落したためその後の株価の値動きは指標通りの値動きとなり、

当日だけでなく翌日以降の値動きにも注目です。

まとめ

11月は末ごろに株価の下落が起こり、おそらくつみたてNISAはマイナスになっている方が多いと思います。

株式投資などの積立以外の投資方法をする場合は、このような経済指標を確認し、ある程度の予測を立てて売買のタイミングを計る必要があります。

つみたてNISA、積立投資の場合は今回のようにマイナスになっても、うろたえずにいつも通り積立を続けることが大切です。

株価は下がり気味の傾向ですが、投資家の間ではここが底値ではないという見方が多いです。

経済カレンダーをもとに分析を続けて、根拠ある予想を立てていきたいと思います♪

次回は、「投資で資産がマイナスになった時はどうすればいい?」を予定しています

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