はじめての日経225先物⑫ ~実践編(3);板~




いつもありがとうございます。

高田資産コンサルのスタッフいてゅーです。🐶🎵

実践編、最初のテーマはローソク足を取り上げました。

今回は、板情報(気配情報)の見方を見ていきたいと思います。✨✨

板を見ずとも取引はできるのですが、どうやって見るかくらいは知っていて損はありません。感覚的なところもあり、奥が深いのですが、ここでは板とはこういうものだということが伝わればと思います。

板情報だけでは相場を読み解くのは難しいですが、経験を積むと必須の情報となってくるのでいろんな分析手法の一つだととらえてくださいね。🤗

【板とは】

価格ごとの指値での買い注文と売り注文の一覧表で、気配値とも言います。

実際の画面はこんな感じで、各証券会社のアプリからでも簡単に見ることができます。

これを見れば、どの価格にどれくらいの注文が入っているのかが一目でわかります。👀

この板情報を元に売買タイミングを見極めるスキルが板読みです。

特に、スキャルピングやデイトレといった短期売買をする人にとって、およそ1秒間隔の刻一刻と変化する気配値は重要な情報の一つです。

SBI証券の先物アプリ「HYPER先物」の板の画面です。

現在の価格が中央の黄色いところで、

真ん中の立会気配と書かれている列が価格

左半分が売り数量を表す『売り板』

右半分が買い数量を表す『買い板』

となっており、中央を挟んで売り方、買い方がせめぎあっている、というふうに捉えます。

【価格の決まり方】

ここで、株価の決まり方をみてみましょう。💎

過去ブログでも何度もお伝えしましたが、株価は需要と供給で決まります。

①〇〇社の株をAさんは1000円で1000株買いたい、Bさんは1500円で1000株売りたいという希望があるとします。

②市場参加者がAさんとBさんしかいなかった場合、それぞれの希望のままでは取引は成立しないため、〇〇社の株はこのままでは値段が付きません。

③そこでAさんが買いの希望価格を1250円まで引き上げようと考え、Bさんも売りの希望価格を1250円まで引き下げようと考えたとします。

④すると1250円で1000株の需給が成立し、〇〇社の株に1250円の値が付くことになります。

このように、買い方と売り方の希望が成立してはじめて値が付きます。

先物も同じで、買いたい人と売りたい人の取引枚数が板に反映されるので、板を見ることでそれぞれどのくらいの量を取引したがっているのかを読み解くヒントになるのです。

【何がわかるか】

具体的に板を見て何がわかるかというと・・・

①どれくらい後に自分の注文が成立するかがわかる

『注文は出された順に売買が成立していく』ため、自分がこの価格で注文したらどれくらいの待ちがあるのかがリアルタイムでわかります。

②買いたい人、売りたい人、どちらが多いかがわかる

『株価は板の厚い方に動く』とされています。板が厚いとは、注文数が多いという意味です。逆に注文数が少ない状況は『板が薄い』といいます。一般的に買い板が厚いと買い方(=買いたいと思っている人)が多くいるため株価は上がる傾向にあり(=買い気配)、売り板が厚いと売り方が多いので下がる傾向にあります(=売り気配)。(どちらか一方の注文数が明らかに多い時に有効)

③大口機関投資家の動きがわかる

株価を作っているのは大口注文を出す機関投資家といっても過言ではありません。機関投資家は、一個人とは比べ物にならない取引量で動きます。なので、この大口機関投資家が買ったのか売ったのかが今後の値動きに大きな意味を持たせることになります。それが板を見ることで少なからず読み取れるのです。機関投資家はだいたいラージで取引をするので、実際の取引をするのはミニだとしても、チャートや板はラージで表示させておくのもおすすめです。

【見せ板とは】

しかし注意する点もあって、板情報を100%鵜呑みにしてしまうのはおすすめできません。

なぜなら、予想とは裏腹に逆に動いていくケースも往々にしてあるからです。

『見せ板』といって、自分の注文を有利に約定させるために架空の大口注文を出し、板が厚いと見せかけてくることがあります。相場操縦に当たる違法な行為ですが、相場の世界ではこういう“だまし”があることも覚えておいてください。💀💨

【歩み値とは】

板と合わせて覚えておきたいのが『歩み値』です。👣

歩み値とは、各時間に取引された“結果”が示された一覧表になります。板が注文状況を表しているのに対し、歩み値はそれがいつどのくらいの量がいくらで約定したかがわかります。

板は注文を取消したらその情報が板から消えるので、注文数を見ただけでは機関投資家の動きをすべて把握するのは難しく、見せ板の罠も潜んでいますが、歩み値は約定結果のため、ゆるぎない事実がそこには載っています。

残念ながら、SBI証券のアプリでは歩み値を表示させる機能がないため、PCのHYPER SBIからしか見ることはできませんが、落ち着いたトレード環境でじっくり分析する際はぜひ表示させてみてください。

こちら(画面右側)がPCで表示した板と歩み値です。

板情報の横に歩み値がセットで表示されています。

【ある日の値動き】

①現在28230円

売り板に目立つ注文が。

⇒売りが立ちはだかっているけど、

キリが良い数字だし節目になりそうだ。

目標値をこことして、ここまでは上がるんじゃないかと思う。

②上がってきた!

どうなるか・・・というか28350円にもっと大きな注文が。

売りたい人多いならこれ以上上は見込めなさそうか・・・

手前の節目で一旦利確して様子を見る人も多そう。

③あぁやっぱり。

目標値の28300円まで来たけど、全然上が買われない。

一旦下がるかもしれない・・・

歩み値は・・・

②で28290円が全部買われたのに対し、

その後、28300円は全然買い手が付かず、いったんの節目に。

③28290円の買いが一気に食われて下がりだす。

まだ上に行くと思っている人がいないのか、

一旦下がったところでまた買うのか・・・

でも最終的に上だと思う!

だからきっと後者。

なぜなら・・・

なぜなら・・・

このラインと前回高値を突破しているから上がると思っている人は多いはず!

しかも・・・

黄★で移動平均線タッチからの下ヒゲ長いローソク足が出て、次の足のピンク★でラインを突破している。(しかもその後、陽線が続いてる)

下影陰線

上昇のサインだね!

ローソク足の説明はこのブログを見てね!

日足は・・・

今まで下げ基調だったけど、安値は割っていないし、しかも5日移動平均線を上抜けている。

次の抵抗線(黄ライン)突破して赤の13日移動平均線までいくか・・・と思っていたけど、

板では・・・

赤の移動平均線(13日)が28690円、黄ラインが28520円くらいだけど、黄ラインを突破しても全然意識されていない。(他の要素に負けている)

買いも少ないことから残りの時間でさらに上を目指すことはないかも・・・

結果・・・

黄ラインまででした。

日足 高値28610円、終値28520円。

前日終値から+2.41%の大きな上げ。

大陽線で引けたことはまた意味が大きい。

このまま高値も更新してトレンドが上向きになるかどうか、見ていきたいと思います。

次回は移動平均線について取り上げたいと思います!

今回のチャートでも出てきましたが、これも基本のキとも言えるくらい大事なものになるので、今回のように実例を交えながらご紹介していきたいと思います!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

いてゅー🌱

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