こんにちは!
高田資産コンサルのスタッフいてゅーです。
今回からいよいよ実践編に入っていきたいと思います!!
基礎編で、日経225先物についてだいたいのことはお伝えしたつもりですが、
少しでも興味がわいて、やってみたいと思っていただけていたら幸いです。
実践編、初回は基本の“き”ともいえる『ローソク足』をご紹介したいと思います!
まずはローソク足って何だ?ということで、その概要から見てみましょう。😊🎵
もくじ
【ローソク足とは】
ローソク足・・・Candle Chart🕯
その名の通り、「ろうそく」のような見た目から名付けられ、先物はもちろん株式取引やFXなどの様々な場面で活用されている日本発祥のチャートの一種です。
他にも欧米でよく使われるものに、同じく四本値を表した『バーチャート』や終値のみをつなげた『ラインチャート』というものがありますが、近年では世界的に見ても最もポピュラーなのがローソク足チャートになります。その理由として、ローソク足は視覚的な表現が他のチャートよりも優れている点にあります。
ローソク足は基礎中の基礎!海外でも広く使われる定番かつ重要なものなのです。💪🏻✨✨
【何を表す?①四本値】
ローソク足は、四本値という4つの情報を基に形作られ、その1本で一定期間における株価の値動きを表します。

1本ができるまでの期間は、秒単位から年単位まで様々。
呼び名もそれぞれ付いています。
🔸分足(ふんあし)(1分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足…など)
→分単位の株価の動きを示す
🔸日足(ひあし)
→1日単位の株価の動きを示す
🔸週足(しゅうあし)
→週単位の株価の動きを示す
🔸月足(つきあし)
→月単位の株価の動きを示す
🔸年足(ねんあし)
→年単位の株価の動きを示す
【何を表す?②陽線/陰線】
さらに、大きく分けて「陽線」と「陰線」の2パターンに分類されます。その違いは、一定期間における始値と終値の位置関係です。

=始値よりも終値の方が高い
・赤や白で表示されることが多い
・上昇相場で多く出現

=始値よりも終値の方が低い
・青や黒で表示されることが多い
・下落相場で多く出現
【何を表す?③ひげと実体】
ローソク足の胴体部分を実体と言い、上下に付いている棒部分をひげと呼びます。

- 株価が大きく変動すればローソク足は長く伸び、小動きであれば短いローソク足が形成されます。
- 実体やひげの長さや有無によって、今後のチャートの動きがどうなるか、捉え方が違ってきます。
- 陽線と陰線では高値、安値は共通した位置であるのに対し、始値と終値は実体の上端と下端で逆になっています。
【活用の仕方】
ローソク足は、四本値の数値によって形作られていますが、そこから読み取れる情報は4つだけなんてものではないんです!✋🏻💨
1本で活用することもできるし、複数本で見ることもできます。👌🏻
それぞれの特徴的なパターンを基本的なローソク足として、形と名称、さらにそれが意味するところを紹介していきたいと思います。
【基本的な捉え方(単数の場合)】
まず、ローソク足の基本を理解しましょう。
相場の参加者が、買い方と売り方に分かれて、2つの勢力が相場でぶつかりあい、その結果として、どういう場合にそれぞれのローソク足となるかを見ていきます。
次の事柄に注目します。👀
👉🏻陽線か陰線か十字足か・・・買い方、売り方どちらが勝ったか
👉🏻実体の長さ、ヒゲの長さ・・・買い方、売り方の勢力と攻防
👉🏻出現した場所・・・トレンド継続か、転調のサインか
詳しく見ていきましょう。
🔘陽線

買い方が強い(買い方の勝ち)🙌🏻
買い方と売り方の攻防の末、
買い方が勝ったことを表す。
日足ならその日、
週足ならその週、
月足ならその月、
の買い方と売り方の攻防の結果が一目でわかる。

大陽線(だいようせん)
買い方がかなり強い(買い方勢力大)
ローソク足の実体(胴体部分)が周囲のローソク足に比べて長い陽線。
買い方の勢力が大きく、
売り方が攻められない状況を表す。
この後も買いの勢いが続くことを示唆。

陽線坊主(ようせんぼうず)
終始買い方が強い(買い方勢力大)
始値=安値、終値=高値のため上下のヒゲがない陽線。
買い方の勢力が大きく、
売り方が攻められない状況を表す。
この後も買いの勢いが続くことを示唆。

ひげのないローソク足を『坊主』というよ!☝🏻
🔘陰線

売り方が強い(売り方の勝ち)🙌🏻
買い方と売り方の攻防の末、
売り方が勝ったことを表す。
日足ならその日、
週足ならその週、
月足ならその月、
の買い方と売り方の攻防の結果が一目でわかる

大陰線(だいいんせん)
売り方がかなり強い(売り方勢力大)
ローソク足の実体(胴体部分)が周囲のローソク足に比べて長い陰線。
売り方の勢力が大きく、
買い方が攻められない状況を表す。
この後も売りの勢いが続くことを示唆。

陰線坊主(いんせんぼうず)
終始売り方が強い(売り方勢力大)
始値=安値、終値=高値のため上下のヒゲがない陰線。
売り方の勢力が大きく、
買い方が攻められない状況を表す。
この後も売りの勢いが続くことを示唆。
🔘十字線(寄引同時線)

買い方と売り方の激しい攻防の結果、
勝負がつかなかったことを表す(引き分け)
翌日の株価動向で決着がつく場合がある
高値圏で出現して翌日下落する場合➡下落転換
安値圏で出現して翌日上昇する場合➡上昇転換
🔘上ヒゲ(上影(うわかげ))

買い方が攻めたが、途中で売り方の攻めが
強くなったことを表す。
上ヒゲ陽線は売り方が攻めきれなかった形。
上ヒゲ陰線は買い方が押し切られた形。
日足の場合、いずれも翌日下落する場合は下落転換を意味する。
🔘下ヒゲ(下影(したかげ))

売り方が攻めたが、途中で買い方の攻めが
強くなったことを表す。
下ヒゲ陽線は売り方が押し切られた形。
下ヒゲ陰線は買い方が攻めきれなかった形。
日足の場合、いずれも翌日上昇する場合は上昇転換を意味する。
9種の基本パターン
こちらは基本パターンとなる9種類のローソク足の形と名称です。🔰
出現度も高く、今後の相場の動きの参考になる形なので、ぜひ、知識として覚えておいてくださいね!

上昇・下落・様子見サイン
さらに、ローソク足ごとに上昇サイン、下落サインの強弱と、相場に迷いが生じ、様子見の雰囲気が出ている時に出現するローソク足をまとめたものがこちらになります。
それぞれ実際のチャートで見かけたらその後の動きをぜひ追ってみてください。😉
(参照元;テクニカル分析のカタチ)



相場は生き物
見ていただいたように、ローソク足は買い方、売り方の心理を実にシンプルに、かつ明白に表しているといえます。ローソク足の1本1本が買い方と売り方のせめぎ合いで、それが連続してチャートが形作られていきます。💎
この投資家心理の反映が“相場は生き物”と言われる所以になります。🐛💕
次回は複数本のローソク足の見方について見ていきたいと思います。
さらに!
これらの主要な基本パターンのローソク足が、実際の相場ではいつどのようにどれくらいの頻度で出現し、結果その後の動きがどうなったか、実際のチャートを見ながら同期間での検証を試みたいと思いますのでどうぞお楽しみに。😉✨
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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→期間中で最初に取引された値段
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→期間中で最後に取引された値段
🔷高値(たかね)
→期間中で最も高く取引された値段
🔷安値(やすね)
→期間中で最も安く取引された値段